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[2014.06.12]
貸金業法等の規制緩和に断固反対し、多重債務問題の抜本的解決とさらなる社会保障の充実を求める決議
  貸金業法等の規制緩和に断固反対し、多重債務問題の
抜本的解決とさらなる社会保障の充実を求める決議
 
 


 
 


 福岡県司法書士会は、多重債務問題及び貧困問題の抜本的解決と、さらなる社会保障の充実を求めるため以下のとおり決議する。

1. 今般の与党自民党で検討が開始された貸金業者に特例金利を認め、また総量規制を緩和する貸金業法等の改正に対して断固反対する。
 
2. 上記に関連し、今後も繰り返されるであろう貸金業法等の規制を緩和する法改正に対して断固反対する。
 
3. 利息制限法所定の上限金利の引き下げを強く要望する。
 
4. セーフティーネットである社会保障のさらなる充実を強く要望する。
 

 上記を達するため、福岡県司法書士会は、日本司法書士会連合会と連携して、行政等に具体的な提言行動を促すと共に更なる多重債務問題及び貧困問題の抜本的解決に向けた積極的な活動を行う。

以上のとおり決議する。

 



 
  2014年(平成26年)5月31日
福岡県司法書士会 第65回定時総会


 

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