[2025/08/21]

四支部交流会レポート
四支部交流会レポート
令和7年6月13日(金)、神奈川県司法書士会館にて、四支部交流会が開催されました。
この交流会は、福岡支部と同規模の支部同士が集まり、成年後見に関する業務の実情や支部運営上の課題について意見交換を行うことを目的としたものです。四支部交流会に参加する支部は、福岡支部の他、兵庫支部、愛知支部、神奈川県支部(順不同)で、今年も活発な意見が交わされる有意義な会となりました。
当日は、四支部あわせて約30名が参加し、福岡支部からは6名が出席しました。交流会では、事前に各支部から他支部に意見を聞きたいテーマを募り、寄せられた回答の中からさらに深掘りしたい議題を選定し、意見交換が行われました。議題の内容は、成年後見業務に関する実務的なものから、会員に対する監督・指導・研修、支部運営、広報活動まで多岐にわたり、集まった議題数は37項目にものぼりました。
福岡支部からは、深掘りしたい議題の一つとして「ホームページの運営」を取り上げました。リーガルサポート福岡では、成年後見制度について多くの方に関心を持っていただけるよう、ホームページの内容の充実や更新に日々取り組んでいます。今回の交流では、他支部のホームページのコンテンツ内容や管理・運営体制について詳細な意見交換を行いました。
同じリーガルサポートであっても、支部ごとにホームページの特色は異なります。例えば、制度説明のためにオリジナルの動画を制作している支部、利用者が求める書式をすぐにダウンロードできるよう工夫している支部、相談会などの情報を分かりやすく配置している支部など、それぞれの「魅せ方」を学ぶことができました。また、各支部がホームページに期待する役割も異なるため、力を入れているコンテンツにも違いが見られました。
このように、四支部交流会では、他支部との情報共有や意見交換を通じて、課題の解決策を見出すヒントが得られるだけでなく、新たな視点から支部運営を見直す機会にもなります。
福岡支部としても、今後もこうした交流を通じて得た知見を、より良い支部活動や後見業務に繋げていけるよう努めてまいります。